厳しい王妃教育を受けて人形のようになっていたマリアベルが、レナートに愛されて自身を取り戻していくさまが良いです。
元々聡明で行動力があるので、ただ守られているだけでないのも小気味よい。
絵は好みではありませんが綺麗です。今時の絵ではないので少し古くさく感じるけど。そして綺麗だけど正面の顔の歪み具合が気になる、レナート初登場の絵がめちゃくちゃ綺麗だったから余計に。典型的な右利きの方の絵という感じ。
また、時系列がとてもわかりづらく読み進めていて混乱します。話は面白いのですが。
それにしてもタイトルが本当にもったいないですね...
こういうタイトルじゃないと人目が引けないとか、そういった理由があるのでしょうか?
お話がしっかりしているだけに、軽薄な感じのタイトルは合わないです。