まぐなむ通報5.0主人公が次々と変わり繋ぐ信念が凄い。人がバンバン死ぬのに細々と「知識」が繋がっていくさまは、切ないけど胸が熱くなる。決して〇〇系亜種ではない。モチーフはあれどノンフィクションではないから、対立は「知識」を繋ぐための過激な舞台装置でしかないけど、多数派が無慈悲に少数派を処するのはご多分に漏れず沢山あって。物語を読んでる自分たちは少数派の方が真実だと知っているからこそ、少数派に肩入れできて、その想いを馳せる。読んだ後に色々と考えるから、その考える時に自分のことだけでなく世の中のことまで否応なく思考を飛ばさせる良いストーリーです。2024/11/02いいね(3)コメント(0)
オリーブさん通報1.0チープ科学史や数学史を触りだけでも学んだことがあるなら分かるが、本作のように絵に描いた様な対立関係はない。一見、知の表層を纏っているがスカッと〇〇系の亜種でしかない2024/11/02いいね(1)
ブドウさん通報5.0理論自体に美しさを感じる素養は私に無くて、どんどん生きづらい選択をなんでしちゃうの!?って最初は思ったけど、地動説の美しさに魅せられて、険しくとも信念を持って突き進む登場人物たちの姿にどんどん魅せられる2024/01/04いいね(2)
shiwawaseyoga通報5.0チ。とは地動説の 地 でありそれに魅せられていく者たちの 知 それを守り伝えゆく者たちの 血 命をかけられるものがある、生き方。それに魅了され導かれる人達。凄い作品で、何度読んでも新たな発見がありました。全巻買えてよかったです。2022/08/03いいね(1)コメント(0)
バナナさん通報5.0何度も読み返したくなる作品です以下 主観のレビューとなります。言論や思想が宗教という正義や暴力の名において考える自由が抑圧されていた時代を背景に地動説という物語を舞台に【チ】とは何かについて登場人物各々の視点で書き上げられた作品です。知る事が容易で当たり前になり、モノを考えなくてもある程度の自由や幸福を得ることができる現代に自分達は何を想い何に没頭できるのかを考えさせられる哲学的な読み方もできる心揺さぶられる作品でした。2022/07/03いいね(6)コメント(0)