｢たまゆらの日日｣のレビュー・感想

とても素敵な愛のお話です。
お互いに深い哀しみを共有してきたから
恋をすっとばして愛になっていた・・・なんて、
彼らのイレギュラーな境遇だからこその言葉。
ずっと以前に購入していたのに、
今さらながらにレビューするのは、
『恋かもしれない』に登場していた木地先生が、
チラッと出てきているのに気づいたから。
今更ながら、波真田先生のお話の世界観を
辿ってみるのもイイかもしれない・・・。

作家さん買い。
波真田かもめ先生、外れ無しですね！
血の繋がりのない甥と叔父の恋。ゆっくりゆったり進んでいくのが、とても心地よい。

なんだかゆっくり静かに進む二人でした。
片想い歴の長さがすごいし気持ちの深さもしっかりあるから安心して見守れました。
歳の差あり血の繋がりはなくとも立場上は伯父と甥。
ハードル高い恋ですが面白かったです！