最終的にどうするのか…
4人の幼なじみ各々の主人公に向ける愛が作者によって上手くジャンル分けされていると思いました。
読み進めていくと藍の過去から恋愛観を取り上げており、現代の恋愛模様も盛り込まれたストーリーです。
一途に相手を想う、自暴自棄になり音信不通になるも再び立ち上がろうと足掻く、3番手として密かに想い続ける…読んでいて歯がゆい。
未知の感染症が流行していろいろな制限が課されたことで、学生時代の思い出が苦いものになった人もたくさんいると思います。
この作品のように現実の世界でも、限られた学生生活の時間で忘れられない大切な想い出を残せる学生さんが増えると良いなと感じる作品です。