｢相生結び｣のレビュー・感想

灼先生のお話は、
目に見えない、言葉にされない『気持ち』が散りばめられていて、
うっかりと読み飛ばしたり見過ごしてしまいます。
再読・再再読・再再再読して、
ようやくレビューにたどり着きましたが、
まだまだ、余韻に浸るだけで、
ちゃんとした言葉に出来ない一読者です。

ゆっくりと物語が進んでいきます
みんな優しくて何か含ませても
自分の気持ちに蓋をするような身を引いていく感じ

上下巻で長く描かれているのに
まこさんが 掴みどころがなくて
いまいちハマれなかった

良かったです。

愛だ恋だを全面に押し出してる作品ではないので、あ～こんな小料理屋が近所にほしいな～なんて思う余裕があった。
※マジほしい。

少し古めかしい匂いもして、小難しいお文学な香りも漂う、多くを語らない系のヤツです(^_^;)
続編ですが、新たな何かというより、あの時どうだったのか、その後どうなったのか的なものが多いです。エロさは…あったっけ？ くらいにはあります（笑）