｢そして長い夜が明けたなら｣のレビュー・感想

本当に長い長い夜を過ごした二人だった！（涙）
途中、何度も、
二人のそれぞれの辛さや想いが身に迫って来て涙してしまった・・・。
BLというエンターテインメントの中で、
簡単には済ませられないセクシャリティの問題について、
作者様が四年以上かけて、
真摯に取り組み、想いを伝えていこうという気持ちが、
上下巻ともに２５０頁を超える本書の中に溢れていた。
とても真面目に、
ヒトの人生を見つめること、
寄り添うことに努められたお話だと感じました。

それにしても！
愛を育んでいくためには、日本のリーマン忙し過ぎ！