｢ドロップアウトからの再就職先は、異世界の最強騎士団でした｣のレビュー・感想

描き手側はとても楽しく描かれている様に感じます。例えばカッコイイ場面のつもりで描いておられるんだろうという雰囲気は伝わるのですが、読み手にはイマイチというか、絵や台詞も説得力がもう1つでした。入り込みにくかったです。

異世界テンプレの始まりではあるんだけど、いきなりスパイと決めつける根拠はなんなんだろ？人に対する接し方も不自然過ぎる。楽士の基準なに？楽器を弾ければ楽士なの？
しかも大事な演奏会とやらを何故かスパイ容疑にかかっている人が演奏？楽士の能力もわかっていないのに？？
持っていき方があまりにも不自然過ぎる。面白そうな内容なのに無理やり含みを持たせようとして台無しにしている。現実的なやり取りを描かないといけないところを、すべて違和感風に描いてしまっているので不自然な流れになっている。編集者に恵まれなかったかな。

私は結構面白そうかなと感じました。
設定が新しいというか、流行りの異世界転生の中でも、ちょっと観点が違って興味あります。
絵はバランス悪いところはあるけれど、描き慣れている感じもしますし総じて安定しているかなと。
もう少し様子みて買うか決めます。

絵が綺麗かとは思ったのですが、何だか画面がごちゃごちゃして目が疲れました。特に、特徴的なベタ塗りが余計にごちゃごちゃして見えて…
他の方も書かれていますが、身体のパーツバランスも崩れるのも気になりました。

主人公のお胸があまりにも大きくなったり「どこ行った？」みたいになったりして、それが気になって仕方ない
話は面白そうなんだけどなぁ

読んだ限りでは異世界転生モノとしては主人公の背景が重苦しいです。
楽器を演奏する事で魔力が復活し、部隊の士気を高めるという設定が面白い。
この先演奏を続ける事で主人公の自己肯定感が上がっていくのでしょうか。
巻数が増えたら続きが読みたくなるかもと思いました。

主人公の女性の胸の位置が肩の高さにあったりものすごく大きくなったり小さくなったり安定してなくておもしろい（笑）