選ばれし「加護の乙女」。その力で真実の愛を見抜く!20歳の誕生日、侯爵令嬢エヴァンジュリンは王太子ランスから突然の婚約破棄を突きつけられる。だが彼女こそ数百年に一度現れ、国の命運を左右する「加護の乙女」だった。ランスは即座に廃太子となり、異母兄である現国王グラディウスは「彼女は私が娶る」と宣言する。自らを王国のための「駒」と割り切っていたエヴァンジュリンは、惜しみない愛情を注ぐグラディウスと過ごすうち、彼に惹かれていく。しかし、その裏では前王妃による王位をめぐる陰謀が忍び寄る。王国の未来と愛をかけた戦いの果てに、ふたりがたどり着く運命とは――。
