最期は最愛の人と、最愛の場所で。 将来を嘱望される外科医だった天道陽は、 妻を過剰ながん治療で失ったことを機に 在宅医へ転向した――――― 余生を送る場として、また臨終の場として 自宅を選んだ患者に寄り添う天道は、 日々近づいてくる“死”と、 まだ続く“生”と向き合いながら、 患者のもとを巡り、奔走している。詳細
バナナさん通報3.0面白いけど少しだけモヤモヤ。主人公の奥さん、初対面から喧嘩腰だったり病気になってからは八つ当たりが酷かったり自分だけじゃなくみんな死、ねばいいのにみたいな言葉があったりなど性格が悪そうなエピソードしかないので主人公が奥様を好きになった理由が殆ど伝わって来ない。この主人公の性格からしたら愛する妻を失った悲しみと自分の治療方針が間違っていたのかもしれないという後悔を引きずっているからこそ今必死で在宅医療を頑張っているのだとは分かるが、あの奥様の描き方だと身近な人を救えなくて医者としてのプライドが傷ついたような描写にしかなっていないのが残念。2020/09/29いいね