【「出会えてよかった」と、思える人はいますか?】小説家のハルが「いわくつき」の新居で見つけたのは、押し入れの中、ひとり涙をこぼす少女だった――。表題作「星の砂」ほか、「瞬く間-ハイライト-」「立夏の首」を収録。忘れえぬ出会いを詰め込んだ、心温まる短編集。(C)2018 Sayaka Ameno詳細
バナナさん通報5.0切ないけど、じんわり心が温かくなる漫画。星の砂は、子供が操作して間違えて購入してしまったのがきっかけで、読み始めたのですが、本当にいい漫画でした。どの作品も切ないけど、人と人の繋がりっていうのかな。大切なことがたくさん詰まっていたし、考えさせられる物語ばかりでした。数ページのオムニバスは、細かい部分や感情を読み取りたくて何度も何度も読みました。台詞以外のモノローグも少なくて、登場人物の心情を表情で表現している場面が多いところも、「漫画」の良さが伝わる素敵な作品でした!最後の短編集、ハルくんとみらいちゃん、出会っていたんだなぁ・・。2018/05/21いいね