「お久しぶりだね…転生神さま」セラの想いを胸に死の淵から立ち上がったケルヴィンは、最後の力で「黒の書」を破壊。新たなる魔王の脅威を退けた。死闘を終え、賑やかに食卓を囲む一行。ひとときの安らぎと共に絆を育むのも束の間、そこに現れたのはS級冒険者・シルヴィアだった。彼女との会話の中で明らかになるのは、神の使徒の首魁『代行者』の正体。そして「黒の書」に隠されたこの世界のシステムだった!驚きを隠せないケルヴィンを襲うのは、さらなる使徒の脅威。最終段階へと動き出す『代行者』の計画とは――。眠りし「神」の意志が動き出す、暗躍の第二十二幕。