天国大魔境（６）

シロとミミヒメには泣かされました
純愛じゃないって
この二人を見て思いました

画力も構成力も高く、大変読みやすいです。ですが強姦の後にお色気シーンを持ってきて、胸糞悪いです。女性キャラがいないのでフォローされることもなく、世界が滅びて治安は悪化し女は強姦されるけど視点キャラは少年心のお色気でいっぱい、というかんじでこれを楽しめる人は本当にすごいな…と絶句してます

この作者さんの他の作品はそれほどなじめなかったんで期待してなかったんですがいやはやどうしてこれほどのクオリティとは
タイトルに惹かれて読んでみた人の期待を裏切ることはほとんどないんじゃないでしょうか

文明が崩壊しちゃってる世界を「天国」という場所を求めて旅をするキルコとマル。
過酷な環境の中であっても、めげずに進んでゆく二人が逞しいです。二人の楽しい掛け合いがあるから重苦しくならずに読み進められます。
変わった生き物が出てきたり、「壁」の中で暮らしている人々はなんなのか、など、まだまだ謎が多くて続きが楽しみな作品です。

３巻まで読みました。いわゆるディストピアものですかね。この作者さんのは初めて読みましたが、面白かったです。
謎がまだまだ多くて、とても続きが気になります。