廃線となる鉄道の駅弁を作る本丸食堂を再建することになった、B級グルメ店復活請負人・北方歳三(きたかた・としぞう)。高いところが嫌いな料理人の剛太(ごうた)は、北方によって山頂からのパラグライダーをやらされ、新しい城跡弁当「本丸弁当」を作り出す。しかし剛太は、廃線のセレモニーで最終列車が、本丸弁当を売る駅には来ないことを知って……!?詳細
midori通報5.0豪快と北方歳三というキャラが魅力「質問は一切受け付けん」革ジャンをきてサイドカーをつけたバイクで現れる凄腕料理人、北方歳三。彼がさまざまな土地で潰れる寸前の食べ物屋を建て直していく話。主人公の彼とバイクは印象的すぎる。サイドカーて。彼は一見、横暴で乱暴な振る舞いしているようだが、全ては美味しい料理を作るための修行をさせているのだ。そのぶっとんだストーリーと北方の真剣さが絶妙な面白さをうみだす。物語のアグレッシブさと、美味しそうな料理の描写が好ましいと思った。何よりも北方歳三のキャラクターが素敵な作品である。2025/06/21いいね