民子の行動の引き金となった、同級生・七子の自殺ーーー 実の母親にすら「本当の自分」認めてもらえなかった七子と、近い苦しみを抱えていた民子。 曜子には全てをさらけ出し距離を縮め、2人で初めて遊びにいく約束をする。 しかしその夜、民子は捜査にきた警察を襲ってしまい……? 「私には、もう時間がない」ーーー民子と曜子、2人の逃避行が始まる。詳細
りりんご通報5.0ラスト号泣。。。他の方のレビューを見てひさしぶりに購入しました。結果、購入してよかったです。怖いのに深くて哀しくて感動して…それぞれの子たちが。それぞれの親たちが。それぞれの思いを抱えて生きている。すれ違いと、話す。伝えることの大切さと。一つ一つが当たり前のようで。一つ掛け違えたら転げ落ちてしまいそうで。切なくて悲しいけど。それでもみんなが輝いて見えた。作者の方の練り上げたまとめ上げられた作品だと感じました。本当に読んでよかった。ぜんっぜん大人ですが。登場人物たちの生き様一つ一つに感銘を受けた気持ちです。生い立ちやバックヤードがどうあれ。最後、光を見つけて生き抜いた主人公に私も他の少女たちのように眩しく感じました。わたしも主人公のように生き抜きたいと感じました。2022/05/14いいね(4)
potato通報3.0いい意味で裏切られた最初は美少女のクラスメイト達への復讐劇なのかと思って読み始めたけど。ひとりひとり、そして何より民子の生い立ちと運命に涙してしまいました。今を大事に生きることって難しいようで簡単なのだなーと実感しました。2022/03/08いいね