あらすじ人間・獣人・狩人。ここは三種類の<人>が住まう世界。目の前に広がる惨劇。一人、また一人。今際の際のその言葉を狩人が知ることはない。何も知らない小さな命は母を求めさまよい続ける。それは、ある満月の夜。—これは、親愛なる<月>への遺言— (分冊第二話)31ページ