既刊(1-12巻)

望郷太郎(13)

4.7
3
720
試練の続く「日本編」急展開! マリョウ国を傀儡として操り、必須の物質を「マー」として吸い上げていたのは、舞鶴太郎の故国にある「ヒューマ」と呼ばれる勢力であった。 ヒューマとの交渉の糸口を求めて東北地方を南下する太郎とパル。 パルは初めて体験する多湿の空気にとまどい、太郎は1万キロを超える旅路の副作用たる激痛に苦しむ。 たどり着いたのは、かつての日本人の言語と習俗を残すカシマ村。 ここでもヒューマによる搾取に苦しむ者たちがいた。 東京へのルートを探りつつ、村人たちに戦うための「知」と「技」を伝授する太郎とパル。 そして冬を越し、新たな旅の仲間・リコとともに旅路は再開される。 かつて東京であったとおぼしき「トキョ」と呼ばれる地で太郎を待つのは、己の存在すべてを打ち震わせるもので――。 山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後に9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも熱狂コメント多数にて配信中!!
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望郷太郎の作品情報

あらすじ

試練の続く「日本編」急展開! マリョウ国を傀儡として操り、必須の物質を「マー」として吸い上げていたのは、舞鶴太郎の故国にある「ヒューマ」と呼ばれる勢力であった。 ヒューマとの交渉の糸口を求めて東北地方を南下する太郎とパル。 パルは初めて体験する多湿の空気にとまどい、太郎は1万キロを超える旅路の副作用たる激痛に苦しむ。 たどり着いたのは、かつての日本人の言語と習俗を残すカシマ村。 ここでもヒューマによる搾取に苦しむ者たちがいた。 東京へのルートを探りつつ、村人たちに戦うための「知」と「技」を伝授する太郎とパル。 そして冬を越し、新たな旅の仲間・リコとともに旅路は再開される。 かつて東京であったとおぼしき「トキョ」と呼ばれる地で太郎を待つのは、己の存在すべてを打ち震わせるもので――。 山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後に9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも熱狂コメント多数にて配信中!!

望郷太郎のレビュー

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    リンゴさん
    4.0
    地球が大寒波に見舞われたために異国の地で500年の冬眠を余儀なくされた主人公、太郎が目覚めると、一緒に冬眠していた家族はとうに亡くなっており。外に出てみても自分以外に人がおらず、街も崩壊していて…。
    落ち込み続けていても仕方がないので、兎にも角にも母国である日本を目指して出発するのでした、というあらすじです。

    最初は独特な絵柄に少し戸惑いましたが今は慣れました。
    ストーリーが進むにつれ、文明が崩壊した世界で主人公は500年前に培った知識と経験をもとに奮闘していきます。

    別に歴史物の作品でもなんでもないのに、何故か歴史物っぽいなと思ってしまうのは自分だけかな?
    ただのガラスの食器が貴重で高級な物とされていたり、古の武器とか言ってチェーンソーが出てきたりするのも面白いです。
    個人的にはジェフリー・エプスタイン関連の描写にいいぞもっとやれって感じです。(告発的な意味で)

    まだ途中までしか読んでないので最近の展開までは分かりませんが、日本にたどり着けるのか、日本はどうなっているのかなど、やはり気になるので最後まで追ってみようと思います。
    作者さんは「へうげもの」を描かれた方なんですね。こちらも気になっているので読んでみようと思います。
    2024/01/03
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    モモさん
    5.0
    面白いです。
    最初は絵が苦手でしたが読み進むうちに気にならなくなりました。
    むしろ表情の見せ方が抜群上手く感じるようになりました。
    五百年後の未来に1人ぼっちだった主人公が、生き抜いて行くお話です。
    是非読んでほしい作品です。
    2024/01/03