あらすじ「そのロシア娘は‥‥二百圓‥‥。いや‥‥買い手によっては三百圓はつけるだろう」 新京で大金を稼いだ勇たちは、さらなる販路拡大を目指し、“東洋のモスクワ”哈爾濱へ! そこで出会ったのは「逃がし屋」と呼ばれるロシア人・キリル。青幇とロシアンマフィアの抗争に巻き込まれた勇と麗華は、彼の運転により九死に一生を得ることに。一方、バータルとリンは、満州一のスラム街・大観園に潜入。阿片窟の売人に真阿片を吸わせることに成功し、商売の好機を掴んだ。勇たちの商売は順調に動き始めたかに見えたが、ある日、大観園でキリルの想い人・ナターシャが姿を消してしまう。裏で動いていたのは「闇の人身売買」を取り仕切る哈爾濱の“悪魔”だった。キリルたちは無事にナターシャを救出することができるのか‥‥!?
ブドウさん通報4.0歴史の狭間の闇面白いっ!!戦時中の満州なんて今や殆どの日本人には縁遠いだろうけど「もしかしたら似たような事例があったかも」や「史実をちょっとドラマティックに脚色」的な歴史の狭間の物語は読み手側が妄想しやすいせいか全く想像絶する世界の話だとしても作り物の世界にすんなり入れてしまう個人的には歴史の狭間の闇の部分の話なのがツボだけど主人公の男の子が基本良い人なので☆マイナス1です2022/09/14いいね(2)