ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック) ： 2

読み始めて、シンデレラ？って思ってしまった。
キュロスもマリーもいいけど、私はとにかくミオが好き。
あと、湯の番のチュニカも。

一目惚れから始まる、シンデレラストーリー。ハッピーエンドになってほしい。

原作を読んでいて、コミックがあることを知りました。
他の方のレビューにもあるように7巻で終わりでも問題ないような•••。
マリーの拗らせ具合、自己肯定感の低さも理解ができる分、その呪縛から解き放たれて良かったと思います。

虐げられ系を、真っ向から真面目に描いているのがいい。
親から否定され続けた子供はそう簡単には解放されない。
マリーのイジケた心情と、明るく聡明なギャップもいい。

しかし、所々プロットに無理があったり、詰め込み過ぎでメリハリがなかったりで、マリーの心情のシーンが分かりにくい。モノローグ頼りでごちゃごちゃしていているのも理解と感動を阻害している。

ガラスの靴を出すなら、事前にガラスの靴を「印象深く」示したエピソードが必要だった。急に出てきてモノローグでガラスの靴云々言われても、伝わらない。感動にはつながらない。
ガラスの靴が二度脱げていたりするのも興ざめする。

名作になる要素、活用できる小道具、キーワードが色々あったのに、うまく活用できずにグダグダになった観がする。
こっちもグダグダ書いちゃったけど、好きなだけに残念なんです。ごめんなさい。

7巻まで買って読んだけど、

セリフ多すぎなのもあって、テンポ悪くて読んでて疲れる。

やっと婚約式まで終わってハッピーエンドと思ったらまた新たに不吉な様相が。
引き伸ばし不要。飽きました