「同居人に距離感って、これで正しいんだろうか?」 12月23日、凪沙の17歳の誕生日。藍とふたりきりの誕生日会の中、停電のハプニングに見舞われる。暗闇で凪沙が語る過去の話が、藍の心に淡い熱を宿す——。変わる距離に戸惑う藍。自分の心の成長に追いつけない凪沙。そんな時、凪沙が他校の少女からデートに誘われて…? ふたりの同居生活が大きな転換点を迎える第4巻。詳細
大海原マリン通報5.0タイトルとは違う注目を集めるためなのか「少年を【飼う】」という、なんだかアブノーマルなタイトルを付けられてしまった(おそらく編集者が付けたのでしょう)当作品ですが、タイトルとは違い、とても繊細で穏やかかつ微笑ましいエピソードや癒されるようなエピソードがてんこ盛りになっています。アラサー会社員の藍さんと、藍さんの妹の義理の息子である凪沙くん。いちおう親戚ではあるけれど血は繋がっておらず、他人でしかない2人が急遽同居することに。最初は心を開いてくれなかった凪沙くんが、藍さんとの同居を続けていくうちに心を開き、ひとりの人間として成長していく。藍さんもまた、凪沙くんの優しい気遣いに励まされたり、一緒に過ごす時間に安らぎを覚えたり……。そんな中で凪沙くんには初めての気持ちが芽生えていきます。恋心です。凪沙くんの初めての恋は一体どうなるのか――心配であり楽しみでもあります。2023/03/02いいね(12)
バナナさん通報5.0こういう雰囲気のお話大好きです!!恋愛に発展するのかしないのかは置いておいて、少しずつお互いをかけがえのない存在と認識していく過程がもどかしくもあり心地よくもあり。願わくは二人の幸せな未来を。2022/08/12いいね(10)