「運び屋」として、ガイドブックのライターとしてスペイン語・英語を操り世界を股にかける片岡恭子。何度も危険な目にあいつつも常に冷静な彼女であったが、日本では精神を病んで入院寸前だった。生きづらさを抱え、日本を脱出したひとりの女性が、「旅」によって生かされ魂をたくましく再生していくコミックエッセイ!臨床心理士・信田さよ子氏とのSP対談も収録!!詳細
バナナさん通報5.0眼も頭も開いた!最初の運び屋話から引き込まれて一気に読みました。他では聞けない話ばかりで刮目&開眼です!スペイン巡礼の回で「右足左足動かしていればいつか着く」とありました。東北大震災時に避難所から避難所に山越えをした時、私自身を励ますために口にした言葉と同じです。例え、一歩が30cmであろうと10cmであろうと前に進んでいるのだと鼓舞しながら歩き出しました。実際にはいろんな人に助けてもらい、スムーズに目的地に着きました。案ずるより生むが易しを実感した日でした。人生様々でも生きていけると思える良書です。2022/01/16いいね