多くの犠牲を払った戦いだった。遂にゾラの待つ塔の上層部に辿り着いたヤマトモリだったが、黒原トキオは戦闘ではなく対話を選んだ。窓月子と白羽(しるは)ソラの確執も、この戦いの終結も、ヤマトや世界の未来も、それら全てがゾラからトキオに託されようとしたそのとき、ゾラの左手は宙を舞った…。 《悪》が生まれるとき、《英雄》もまた生まれる――詳細