悪役令嬢の中の人～断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします～

エミのレミリアの可憐な顔も好きですが、真のレミリアの悪の微笑みが藤田和日郎調でとてもいい。
最初の段階で悪役令嬢も星の乙女もお決まりの転生者と思っていたのですが、そうではなくどちらも互いの意思に関係なく乗っ取られていたのですね。
でもエミはどこまでもレミたんが大好きでレミリアが悪役令嬢として堕ちて行かない様に必死で数々のフラグを折ろうと努力した素敵な女の子。
そのエミの思いを汲んで目覚めたレミリアがチート能力を発揮し、最終的にざまあ展開に導いたところは本当にすかっとしました。
本当の星の乙女であるピノの魂もレミリアは救ったのだし、エミとの両思いも意外な形で成し遂げたところは流石としか言いようがありません。
星の乙女ピノの肉体を乗っ取った転生者(？)がどこまでもゲスだったのがまた良い。
最後まで読んだのに又読み返したくなりました。
数多ある悪役令嬢モノの中では最も成功したパターンだと思います。

色々書きたいことはあるけれど、
全てにおいて、とにかく面白かった！

1周読み終わったあと気づいたらもう一周読み始めてた。
キャラデザ、話の展開、心理描写なにをとっても一切無駄がなく読み手を引き込む作品。
レミリアの行動原理が一貫してエミへの愛情だから話が脱線したりぐだぐたしないのだと思う。
ここ数年で読んだ漫画で1番おもしろかった、人に薦めたくなる作品。
アニメ化決定してるらしいので楽しみにしてます！！

とにかく良い
全て人の結末に納得

なろう小説が好きな人は絶対に1巻だけでも読んでください。
私はまず絵の綺麗さに引かれ1巻を読みました。ストーリーが面白すぎて続きが気になり気づいたら漫画の続きを全て買い、新刊が出るまで待ちきれず原作小説を読みました。
小説の方もすっっごく良かったのですが、文字がなくても誰でもわかるキャラクターの表情の描き方はこの漫画でしか味わえないです。
ストーリーを知った上でも次はどうなるんだろう？！と毎回わくわくしながら読んでいました。
ストーリーと絵の魅力合わせコンボの最高の漫画です。こちらの巻で完結しているので続きはまだなの？！とならないので皆さんは安心して読んでください。