「運命なんだよ。おれたち絶対。」 先生とともに閉じ込められ、出られなくなった冷川。 三角は、迎、英莉可、逆木、半澤の力を借り、冷川を救済するため全力を尽くす。 先生がいる部屋に辿り着いた三角に先生は問いかける。 「ぼくが誰だか知りたいか?」 強い攻撃を三角は跳ねのける。 そして遂に冷川のもとに辿り着く。 三角が全身全霊で絞り出した言葉に冷川は――。 愛と救済の完結巻。詳細
オリーブさん通報5.0悪意の原点「花は美しい」と言葉だけではなく心から感じることができたら、その時はものすごく幸せかもしれない(作中より)そして「先生」は、かつて、ある女性を心から美しいと感じた。息子が自分の性質を遺伝していることを知り、息子か自分の二択を迫られた時、彼は愛する妻のために息子を選んだ。愛を手放して自分は壊れ、悪意を撒き散らす者へと変貌した。彼の悪意の大きさは、失った幸福の大きさでもあるのかもしれない。逃げるべきではなかったと、息子に糾弾され、罪と罰を叩き込まれる先生だけれど、妻に打ち明けられなかった気持ちは理解できる。たくさんの人の人生を狂わせた悪意の原点に愛があるから物悲しい。2024/10/17いいね
モモさん通報3.01、2巻が無料お試しになってて、あらすじ読んだら面白そうだったのですが、ほんのりBL描写があるんですね…。BLがとても苦手な私にはこの程度でもダメで、話は面白いけど1巻途中で断念しました。ほんのりでもBL描写があるならカテゴリに入れてもらえたらありがたいけど無理なのかな?2021/03/13いいね(1)