本を愛する刑事、最強の兵士、子育てのベテラン、失敗ばかりのダメ店員……ココロを持ったロボットたちの愛情と葛藤、そして“人間”を描きだす、切なくて温かいオムニバス!!持ち主に飽きられたペットロボの女の子は、愛された記憶を頼りに“お母さん”を捜すが…?人間の遺言で自由を手に入れた、介護ロボの苦悩とは?思い出を託された執事が、約束を果たすために選んだ道は?ロボット神父は、搾取に苦しむ農民たちを導けるのか?機械仕掛けのココロの系譜、9編を収録。詳細
ブドウさん通報5.0ただそこにある、余りある愛。深いです。絵はどちらかというとシンプルで話も淡々としてはいますが、心に訴えかけてくるものがあります。所詮は機械。そう思っているのは人間側の方であって、その機械にも感情が芽生えたならば。愛を持ち合わせたとしても、その愛を与える存在をなくす。何度となく記憶をリセットされ、中古品として売られる。存在価値があるだけまだまし、という見方もできますが、ハスキー犬しかり、タピオカしかり。ブームなるものに躍らされ、大量生産されては廃棄され、いつの時代も同じような繰り返しは続くのだろうな、と、物語とは逸れますが、時代による移り変わりのようにも感じました。作者の方の他の作品にも共通して言えますが、タイトルが秀逸です。2019/10/25いいね(1)
オリーブさん通報5.0考えさせられました単なる近未来的なロボットギャグ漫画かと思って油断してたけど全然違っていた。色んな事を思い出させられ、様々な事を考えさせられました。2018/03/20いいね(1)