女王の花　6

まず評価したいのは圧倒的な画力。
そして、どんな脇役にも、それぞれの思いや生き方を明確に打ち出している構成力。あっぱれです。
主人公の青徹への初恋から薄星への恋へのシフトが少し分かりづらいものの、人間のエゴや計算高さ、決して公言出来ない熱い想いなどを緻密に描いていると思う。
全巻読む＆時代背景を理解するにはある程度のエネルギーを必要とするが故に、スマホゲームで満足しているZ世代にこそ読んでほしい作品。

イッキ買いしてしまいました！

どこをどう取っても一切無駄のない名作です。とても１５巻とは思えない濃厚な中身。キャラクターもストーリーもこれ以上ないぐらい完璧です。
いわゆる復讐ものなのですがそれも最後敵を倒してばんざい！じゃなくて、そのあとに続く長い人生がとても重い。そういったリアリティがまた、読んでて苦しくなるのですがそれもまた名作のゆえんだと思います。
最後・・・あれはハッピーエンドなのかな？再見

久しぶりに読んだ

とても、丁寧に描かれてて
感情移入しすぎて
号泣。。。

本当は
生きて幸せであってほしかったけど
時代と背景が
それを赦さなかったけど、
愛する人の為に
愛する人を生かす為に
命をかけたこと、
愛する人を
想い続けて
約束を胸に生きた人。

再見

良かった
想いがかなって。

舞台は仮想の中国あたりで4カ国が戦戦の時代。
恵まれない王女と異人の奴隷の愛の物語であり、王女が義母の仇をとることを目指すお話。
王となるものは心構えがすごい。王は個でなく国。私情を99%挟まない世界観の描き方が尊いものでした。
平民の目でみると冷たい、情がないと読めるが本人も苦しみながら政していくさまが激泣き。
登場するどの王族も私情で好きな相手をただ愛せない。国として益となる理由がいるというところが上手く描かれていてすごい恋愛物語だけど戦ものでもあるという素晴らしい作品でした。
ストーリーだけでなく絵もコマ割りも最高傑作です。