レイナとの夫婦生活で、アラタには心残りがあった。――外の世界に住むレイナの家族にも挨拶がしたい。島民たちの協力で、娘の大精霊スノウやもう一人の奥様の古代龍ティルテュとも一緒に『最強種の島』を脱出。人類が住まう大陸へと降り立つ。だが、「アンタら、いったいなにを連れてきたんだ!」「私が一番恐ろしいと思っているのは、貴様なのだが?」と、行く先々で畏怖の対象になってしまい、アラタ一家は人間を怯えさせないようにレイナの故郷を目指すことに――。果たして、アラタ一世一代の「娘さんを俺にください!」は見事叶うのか!?最強種たちとのほのぼのスローライフは、遂に島外へ!