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既刊(1-3巻)

ほどなく、お別れです 思い出の箱

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5.0
1
750
大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾! 美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。 繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。 火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹── 「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ほどなく、お別れです 思い出の箱』 の文庫版となります。
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ほどなく、お別れですの作品情報

あらすじ

大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾! 美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。 繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。 火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹── 「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ほどなく、お別れです 思い出の箱』 の文庫版となります。

ほどなく、お別れですのレビュー

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    リンゴさん
    5.0

    とても素敵なお話です

    最初、怖い系の話かと思いましたが、読み進めて行くうちに違うと知りました。
    亡くなった方の心に寄り添い、そっと御見送りのお手伝いをする。あたたかいお話でした。
    私にも早くに亡くなった兄が居るのですが、数年前に亡くなった父が「○○に会えるのだから、死ぬのは怖くない」と言った言葉を、この本の終盤のお話と重ねてしまい、泣いて読めなくなりました。
    亡くなった父を、兄を、今、病床にいる母をより大切に思いました。
    2023/12/24