あらすじ昼でも夜でもない、不確かな刻――夕暮れ。地に長く延びたふたつの人影が重なる時、永く眠っていた闇が目を醒ます。この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。比類なき幻想世界、そこに脈打つ生命達の息吹。眩き5編に溢れる第9巻、ついに現出。
リンゴさん通報5.0生と死の間に蟲と人間が存在し、戦前の日本のようなノスタルジックな世界観一話完結のオムニバスなのに読むのが止まらない圧倒的な魅力間違いなく、ジャパニーズファンタジーの最高傑作のひとつ2024/07/28いいね(1)
バナナさん通報5.0とても心に残る作品です。主人公は必ずしも人に対してのヒーローではなく、蟲というそこにあるものをあるがまま受け入れ、人の手にあまるものには警告する。共存を模索しているところが深いなぁと思いました。2023/05/03いいね(1)