スイート10（テン）（２）

不倫される側する側セックスレスされる側する側、気持ちや考えやズルさ汚さ切なさなんかも、なかなかリアルで読んでて感情移入しやすかった。主人公の結末はどちらも選んでもどちらも選べなくても切なさが残るからハッピーエンドでなないような部分も残る。他人事だと思ってたし、自分はないだろうとのに当事者になっちゃうってあるある。
主人公の感覚はよくある男の不倫みたいだな。笑

内容に入り込んでの感想は、個人的には‥品川のような男とは絶対結婚したくないから絶対保典派。保典に満足しながら品川にぐいぐいキッカケつくりにいく弓子がないわ。友人二人の不倫とは大違い。そして別れを切り出されても諦めない品川もビミョ～。イケメン品川のつまみ食いは楽しそうだけど、品川タイプって結婚したらつまらない男が多いからつまみ食いでお腹いっぱい。そんなのめり込む価値ないって思っちゃった(個人の主観ですw

都合良くて自分に言い訳してるバカ女の行動が理解できません。
作風も一昔前っぽいし、これが面白いと思う人いるの？

作画の雰囲気や内容が昔よく読んでいた前原滋子先生の作風に似ている
アシスタント経験者かあこがれた世代の漫画家さんなのだろうか

絵も綺麗、人物描写が丁寧で、いろいろな人の選択に共感できた。ただ、あまりにも弓子が上手くやりすぎていて、周りに助けられる偶然が出来過ぎてる感は否めない。でも、最後は自分だけが罰を受けながら夫を選んだ嘘は良い結論でした。あのまま品川さんを選んでいたらただの下衆漫画でした。これが不倫の正しい結論です、みたいな漫画でした。しかし、誰かの実体験入ってそうなリアル感がありましたね。結論が気に入り久しぶりに一気読みしてしまいました。

主人公に全く共感できなくて、旦那さんの気持ちを思うと読んでいてツラくなるばかり…
しんどくて読むのが悲しいので、もうやめます。