寄越す犬、めくる夜 番外編 イルミネーション

同じ作者の、大好きな『秋山くん』を光とすると、対となるのがこちらの作品
辛い展開が続きますが、どうなるのか、どうなってしまうのか、目が離せません
長らく連載が止まっていたので、完結を知った時は喜びでどうにかなりそうでした
しんどく切ない、でもどこか温かいお話です
読む人を選ぶと思いますが、ぜひ読んでもらいたい作品です

え？待って、このページ数でこのお値段⁈番外編…表紙煽りの割りに短すぎっ！

切なすぎました、3人の関係にとっての最善の終わりだったと思います

一巻無料で読んで最初ちょい話的に重いなあ
って悩んだけど作家さんを信じて全巻購入。一気に読んで哀しくなったりしたけど納得いく終わりで良かった。でもやっぱ須藤さんとのハッピーエンドも見たかった
パラレルワールド的に番外編かなんかであの人を幸せで満たして欲しい余計なお世話だけど。

絵柄が好みじゃないなぁと読み始めたのに、気づいたらあっという間に1巻読み終わってた。

愛情に飢えた可哀想な人たちばかりでてくる。

覆せないほど大きな負の連鎖の中で、歪んでいく同情？愛情？性癖、倫理観。
この子達が幸せになれる未来が全く見えないし、身体だけじゃなく心的に痛々しい場面がこれからも沢山ありそう…
でも、完結した暁には大人買いしてもいいかなって思える位には、ストーリーが面白かったです。