「小田島がいればそれでいい」という矢野の言葉に救われ家の確執に立ち向かおうとする小田島。しかし、踏ん切りがつかず未送信のメールが溜まる一方だった。そんな中、季節は晩秋の頃になり修学旅行を迎える。楽しい旅行のはずが、時折見せる小田島の浮かない表情に矢野は同室になった当時を思い出す。一族の食事会に出向くこと、行く前と帰ってきた時に一緒にいてほしいと細い声でお願いする小田島を見て、矢野はどんな表情も見逃したくないと考えるーー。学生最後の修学旅行。楽しい思い出と2人の時間。たくさんの感情を共有していく恋が愛になる道途中。大人気純愛シリーズ第5巻!電子版限定特典!描き下ろし漫画1ページ付き♪本編+デジタル特装版限定豪華描き下ろし8ページ付き!