宝石箱の奥にそっとしまいこまれたような美しい想い。衣麻お嬢様のかの少年への思い出は、その心を永遠に縛り付けるものでした。 そして今、信じられぬことが起こります。突如現れた思い出の君、その再会にお嬢様の心は乱れます。待ちに待った運命の相手なのに、と。なぜなら、その傍らには、あの手の焼ける見習い執事がいるからです。 運命を信じるのか、今ある現実に一歩を踏み出すのか。どうやら、執事とお嬢様の恋の狂想曲にも終止符が打たれる時がきたようです。その決着やいかに?
既刊(1-4巻)
鴨川貴族邸宅の茶飯事 恋する乙女、先斗町通二条上ル
(10/16まで)
鴨川貴族邸宅の茶飯事2 恋の花文、先斗町通二条送ル
(10/16まで)
鴨川貴族邸宅の茶飯事3 亡き花嫁に捧ぐ、送り火の誓い
(10/16まで)
鴨川貴族邸宅の茶飯事4 初恋の君へ告ぐ、変わらない二人の想い
(10/16まで)
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鴨川貴族邸宅の茶飯事4 初恋の君へ告ぐ、変わらない二人の想い