昭和18年秋。逢坂慎吉と楯岡正巳は「最後の山行」を敢行した。戦局は苛烈を極め、12月入営を控えた寸暇を惜しんでの登山であった。北アルプスを縦走して山を下りた二人の胸中には、途中立寄った山荘の娘・日暮美穂の「卑怯をしても帰ってきてほしい」という言葉が、重く響いていた――。希望に燃え、山を愛した二人の若者の、戦争に翻弄される鮮烈な運命は!?
全巻(1-4巻 完結)
青春の源流 (一) 源流篇
(10/10まで)
青春の源流 (二) 激流篇
(10/10まで)
青春の源流 (三) 本流篇
(10/10まで)
青春の源流 (四) 溯行篇
(10/10まで)
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