セツナとアルトのリペイドでの生活も一月が過ぎ、国の一大行事「建国祭」が迫っていた。しかし国王は建国祭より国難対応を優先する。その態度に危機感を抱いた王妃から依頼を受けたセツナは、国王と王妃を取り持つある計画を秘密裏に進めるが、あと少しというところで思わぬ事態に。一方、アルトたちと静かに余生を過ごすラギは「残された時間で何ができるだろう」と悩みを深める。季節は夏から秋へ。北国で交錯する温かな人間模様。詳細
ブドウさん通報5.0刹那...セツナ.......切ないです!!(ハートフルでエモくて)チートスキルおらおら異世界ものではなくて、チートスキルはあるものの、元々病死した主人公が動ける体を手に入れ、はじめて自由に生きるということを手探りして生きていくのが良いです。自分探しというか......です。おらおらでないからこそ、これぞ冒険譚だなという作品です。落ち着いた雰囲気で、ところどころで人の優しさや残された者の寂しさなんかにウルっときます。主人公の真剣に生きようとする姿に、読者の私も見守りたくなります。ああ、エモい!!2025/07/26いいね