常の如く斬り尽くせ。一人たりとも討ち漏らすな。将軍家斉公お抱えの隠密集団、相良忍群の殲滅を命ずる五十がらみの男は、かなりの家柄の大名らしい。そしてその男を父上と呼ぶ浪人姿の三十男――蒼二郎は、いったんはそれを諫めるも、亡き母の仇こそ彼らであると聞かされ、“隠密狩り”を決意する。後日、洲崎の浜には、相良忍群、二十四体の骸が横たわっていた。剣豪小説の傑作！
既刊(1-5巻 最新刊)
既刊5巻
松平蒼二郎始末帳一 隠密狩り
680松平蒼二郎始末帳二 悪党狩り
670松平蒼二郎始末帳三 夜叉狩り
660松平蒼二郎始末帳四 十手狩り
660松平蒼二郎始末帳五 宿命狩り
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