私の気持ちを話すなら、きっと今しかない。追放された聖女×呪われた狼王子 謎が明かされるロマンティックストーリー! コミックス限定の番外編を描き下ろし収録! 【あらすじ】「君が追われたのは、君が先王の子だからだ」妖精のパーティーで明かされる、オズワルドがリディス聖王国の王命でルチルを追放した理由。それは彼女が先王の子で王族の血を引くゆえに、現リディス王の脅威となるためだった。国に戻ることを止めるルカの気持ちを知りつつも、真の聖女の不在に苦しむ神殿の人々や守るべき民のことを見捨てられないと葛藤するルチル。ルカもまた自分が海国ラブールの王子であることを明かすが、そんな彼が持っていた腕輪から、「夢渡り」で現れる美女の正体は王兄アライスの妃・エルザと判明する。彼女の狙いは、聖女・ルチルを切り札に魔術局・騎士局・神殿の信頼と民の支持を得ることで王権をアライスに奪い返すこと、すなわち現王への反逆だった――。