全巻(1-3巻 完結)

快楽の労(2)

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「にんげん」の暮らしをよりよくするため、自分を選んでくれた相手へ奉仕をするあむ。主人の要望を理解し始めたあむだったが主人にも変化が訪れ…?(このコミックスにはハレム vol.52,54~59に掲載された第7~13話を収録しています。)
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快楽の労の作品情報

あらすじ

「にんげん」の暮らしをよりよくするため、自分を選んでくれた相手へ奉仕をするあむ。主人の要望を理解し始めたあむだったが主人にも変化が訪れ…?(このコミックスにはハレム vol.52,54~59に掲載された第7~13話を収録しています。)

快楽の労のレビュー

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    ブドウさん
    5.0

    ロボットだけの話じゃない。

    人間の役に立つために、家事を仕込まれて出荷された人造人間の少女たち。しかし出荷先は大概男性宅で、彼女たちは欲望の捌け口として使われて破壊される。

    ロボットとはいえ、なぜ人間の少女の形をした彼女たちにここまで鬼畜の所業ができるのか。
    この根底は「ロボットだから」だけでなく、「尊厳を認めてない相手」には残酷なことができる男性が多いと言うことを示してると思う。
    例えば、自分の好きな人には独りよがりの行為が出来ないけど、なんの思い入れもない相手なら好き勝手できる男性は多いという。
    その最たる例が、史実に残るような敗戦国の女性達への扱いだったように思う。法による罰則がなく、尊厳を認めない相手には、良心の呵責もなく残酷な行為ができる、そんな男性の汚さや欲深さが、純真で素直なロボットと対比で描かれてた。

    何度も暴力を受けた女性は、例え本当に愛し大事にしてくれる男性が現れたとしても、恋愛の先にいずれ求めらるのがそういう行為なら、心のどこかで失望するのではと思ってた。なので、ラストであむが感じた「人間さまは気持ち悪い」と言う感情はとてもリアルだと思った。
    2025/01/21

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