全巻(1巻 完結)

レトリック

5.0
14
「お前がいるだけで、俺は強くあれる――。」Domとして、そして伊達グループの後継者として育てられた御門。だが中学生の時検査でSubと判明してしまう。ある日、病院で同級生の須藤と遭遇。苦しむ須藤を助けようとするが実は彼の性別は……!? 「愛」と「赦し」を知ったふたりのDom/Subユニバース!(※ディアプラス ・コミックス「「Collar me Dom/Subユニバース アンソロジー」収録「レトリック」を大幅修正加筆し「0話」として収録。)
全1巻|完結
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レトリックのレビュー

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    バナナさん
    5.0

    真っすぐで愛おしい。

    『跪いて愛を問う』の悠生の従弟である御門と、
    クラスメイトで相方となる須藤君のお話でした。
    大人になった悠生と正己がチラッと出てくるけれど、
    スピンオフという位置取りではないですね。
    あくまでも、伊達家の御門と須藤君のお話です。
    『跪いて~』でもそうでしたが、
    主人公の家族がとても深く関わって来て、
    そのほとんどが過渡的に見ると、
    悪しき方に強く影響を及ぼします。
    一方、主人公とその相方とには、
    過去にとても印象的なかかわり合いがあり、
    そこから運命的な絆が結ばれて現在に至る・・・。
    本書もその法則(?)に則っていました。
    何でも持っていると思われる完璧なヒトが、
    実は根本的に大きく欠落していて、
    そこを埋めようと苦悩する姿は不憫で愛おしい。
    御門が、望んだものを手に入れようと、
    真っすぐに生きている様には心惹かれたし、
    痛ましくて寄り添いたくもなりました。
    須藤君も、変化球みたいな、
    何とも魅力的な男の子でしたね~。
    無償の愛というと面映ゆいけれど、
    ひたすらに存在を肯定してくれる須藤君だからこそ、
    御門は救われて、新しい一歩を踏み出せたんだと思う。
    一見、逆転現象の凸凹カプに見えるけれど、
    この二人でなければ築けない歴史を造ったことを、
    ラスト近くで証明してくれました。
    きっと、幸せに生きてくれたんだと想像できます。
    加えて特筆したいのは、
    雑誌掲載当初のカラーが数ページ収められていること。
    カラーでないページも含めて全編が美麗です!
    2025/09/15
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    cocoa
    5.0
    良いDom/Subを読めました
    2023/12/16
  • avatar
    ブドウさん
    5.0

    なんとなく買ったけど…

    絵が綺麗。話は普通かな。でも読み終えたらスッキリする。
    お勧めです。
    2023/10/04
  • avatar
    みちる
    5.0
    作者買いです。
    毎回良い作品に出会えて感謝。
    2023/07/05