「――一つ良いことを教えてやる。俺は小心者なんだ」
留学生としてアルゼル共和国へとやってきたリオンとマリエ一行。
もし王国でのマリエと同じようなことがこの共和国でも起きていたら、
またしても世界滅亡の危機へと繋がってしまう。
しかしすでに異変は起きていた。
ゲームでは一人であった主人公が、双子の姉妹として存在していたのだ。
さらに聖樹の力を背景に傲慢はなはだしい貴族の子弟がリオンたちに牙を剥いてきた。
このややこしい局面に、リオンはどう対処するのか?
そして、やらかし女王マリエの運命やいかに!