心の臓の発作で父親に先立たれ、母親も殺されて孤児となった三歳の弘喜を引き取ることになった養護院草の実荘。その草の実荘で孤児たちの母親を自認する産婆のお辰は、臨月を迎えた妊婦おやすが住む裏店に往診に出かけたが、腹の中にいるはずの赤子に動きが無く……。感動の書き下ろし時代小説第四弾。
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