ニーナの希望どおりにバルセロナに着いたカザノヴァは、見知らぬ二人の男に襲われ、その一人を刺したため幽閉の憂き目をみる。結局、スペインから逃れ、マルセイユ、ニースを経て、カザノヴァは二十年近い放浪のすえ、故郷のイタリアへ帰ってくる。彼はフィレンツェ、ボローニャ、トリエステと渡り歩き、女優イレーヌとの再会のはなしで、この回想録は唐突におわる。
既刊(1-8巻)
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