「よせよう父つぁん。あれこれ人に節介焼くのがおれの仕事なのさ」
妻は本当に幸せだったのか。
隠居した役人は、亡き妻が遺した日記を繰る――
かつて八丁堀同心として鳴らした都筑助左衛門は、隠居して余生を送ろうとした矢先、妻・鈴を亡くす。
遺品の中から見つかった日記を読むと、そこには衝撃的な内容が認められてあった。夫婦になる前、鈴に求婚した直太郎なる男がいたというのだ。
果たして鈴は幸せだったのか。仕事にかまけて妻を顧みなかったと悔いる助左衛門に相談された“取次屋”栄三は……。
既刊(1-14巻)
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妻恋日記 取次屋栄三[6] <新装版>