伴侶の儀式を行い、リーゼの薬指には契約の証が刻まれた。
お互いの両親に報告を済ませ、正式に婚約者となった二人だが、リーゼはまだアルのことが兄弟のようにしか思えず、アルの甘い態度に戸惑いながらも告白を受け流す。
そんなリーゼをよそに、アルは一緒にお茶会に出席すると、周囲にリーゼへの愛を語りどんどんと外堀を埋めていく。
そしてアルの学園への出発の日。
見送りをするリーゼが、アルに「他に好きな子が出来たらいつでも婚約解消する」と告げると……。
幼馴染は公爵家 責任とらせて頂きます! 3
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