アルが王都の学園へ入学して、はや一カ月。
リーゼは次期公爵夫人にふさわしい人物になるため、マナー、ダンス、語学などの花嫁修業を行っていた。
公爵家の後継ぎとして、幼い頃からこれらの勉強をこなしていたアルの凄さを実感し、日々の忙しさに圧倒されながら花嫁修業に励む。
ある日、社交の練習としてお茶会に参加したリーゼは、そこで一部の令嬢から「公爵家にふさわしくない」とアルと婚約したことについての陰口を言われていると知り――
幼馴染は公爵家 責任とらせて頂きます! 4
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