姪である領主セラフィナを幽閉し、自らエイギーユの街を統治することになったラドリム。不穏さを増す魔族社会での身の安全を確保するため、彼の配下となった司は表向きその命令に従いながらも、獄中のセラフィナとの接触を繰り返す。司とセラフィナ――二人の思惑が向かう先とは……? 魔法文字が紡ぐダークファンタジー、少年と少女が叛逆する第4巻!詳細