科学2025年2月号

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月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】シチズンサイエンス――協働から生まれる知のかたち みんなでつくる科学――シチズンサイエンスによる新しい研究のかたち・・・・・・一方井祐子 雷雲プロジェクト――tangible scienceの試み・・・・・・榎戸輝揚 動画天文学が解き明かす未開の太陽系――はやぶさ2次期フライバイターゲット 「トリフネ」形状決定を例に・・・・・・有松亘 シビックテックとシチズンサイエンス・・・・・・武貞真未 GIMPSによる巨大素数探索と分散計算・・・・・・青木和麻呂 地味な生き物と市民科学――「ナメクジ捜査網」・・・・・・宇高寛子 市民科学と学術研究の間の壁を越える――写真を用いた市民参加型調査 「花まるマルハナバチ国勢調査」・・・・・・大野ゆかり [巻頭エッセイ] 市民科学の時代の到来――市民科学を自分事,みんな事に・・・・・・小堀洋美 細胞老化の新たな原因:細胞膜の傷・・・・・・河野恵子 ゴカイの分類学――圧倒的な多様性が生み出す変なやつら・・・・・・自見直人 氷Xとは何か――超高圧中性子回折実験でとらえた水素結合の極限の姿・・・・・・小松一生 アリはコロニーの大きさをいかに知るのか?――自己組織化による群れサイズ知覚・・・・・・辻和希 アニマシー知覚:外見からの認知と動きからの認知のミスマッチ・・・・・・植田一博 ネムリユスリカはどうやってほぼ完全な乾燥を生き抜くのか?・・・・・・吉田祐貴・黄川田隆洋 [連載] 言語研究者,ユーラシアを彷徨う7 空と大地が触れ合う大草原――ソロン語・・・・・・風間伸次郎 日常身辺の確率的諸問題12 客観的な確率は存在するのか?・・・・・・原啓介 3.11以後の科学リテラシー145・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 奄美大島から特定外来生物のフイリマングースを根絶――世界最大規模の根絶劇はどのように成し遂げられたのか?・・・・・・橋本琢磨 水中の小さな群体生物コケムシの魅力に迫る・・・・・・広瀬雅人 次号予告 表紙デザイン=佐藤篤司
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