盗賊団のエミリアは、幼少の記憶がない。貴族の夜会へと侵入する彼女はある青年に狙いをつけるが、逆に薬を飲まされ、昏睡してしまう。目を覚ますと、そこはベッドの上。王太子ヴィクトールと名乗る彼に口を割るまで軟禁されるエミリアは、慰み者のように身体をまさぐられることに。しかし、時折見せる優しさに揺り動かされ、彼の存在が失った記憶と結びつきはじめて――過去を思い出す時、現れるのは真実の愛か、それとも……!?
既刊(1巻)
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緋色の王太子と盗賊姫【書下ろし・イラスト8枚入り】