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幼い頃にコンプレックスの髪色を褒められて恋に落ちた相手に嫁ぐことになり、婚約期間中に恋をしてもらおうとヒロインが頑張るお話。
お相手の国王陛下と10歳差があるからヒロインが幼女のような描かれ方をしているのかもしれないけど、国王陛下に嫁ぐ筆頭候補者に全然見えない。夜会もステキに見えないし、何よりもヒーローヒロインのお顔が崩壊してることが多くて魅力を感じるところがなかった。
原作の設定がなぜ国王陛下と婚約者の必要性があるのかわからない。王太子か公爵家の婚約でもよかったのに。16歳の婚約者が26歳の国王陛下に恋してくださいって無理があると思う。
ヒロインのコンプレックスの理由も弱い。髪色が自分だけ違うと悩んでも家族皆に愛されてる。幼い頃他の貴族に見た目が思ったより美しくないと言われて、勉強頑張って才女になって婚約者になれて、周りからの評価も高くて何の問題もないように感じる。2巻は読みたいと思わなかった。