12周年記念!全17巻一気読み!
ああ・・・。
私が小・中学生だったら、きっと★5にしたのに・・・。
あれこれと眼も肥え、
あれこれと様々に酸いも甘いも経てきたおばさんには、
★3が精一杯でした・・・。
ヒロインが好ましくない、応援できない、
後宮と言う、本人には、
どうあがいてもどうにもできない舞台が
主な世界のストーリーだから仕方ないのだけれど、
おばさん読者から見たら、
ヒロインはあれこれ悩み苦しんでいる風だけど、
いつの間にか誰かが助け舟を出してくれている。
皇帝の一番傍にいて一番に必要とされている妃という
自分の立場を理解できず、
日本人JKの思考からなかなか脱皮できない、
なかなか自分の立場の覚悟が出来ない。
そして、余人には代えがたい皇帝からの寵愛は続く・・・、
そこが受け入れがたい一番高いハードルでした。
ラスト近くになって、ようやく、
皇帝の傍で生きて行くという覚悟が決まって、
幸せを得られたようで、まずは大団円で良かったですね。
一庶民の普通のJKの大出世寵愛物語としては、
めでたしめでたしでした。
ガオシンが時折見せる色気ある表情にはときめきました。
(・・・日本の家族たちは、悲惨だ・・・。)
おばさんだからかな?
永陽の姉上のように小娘への視点が厳しいのかな?(笑)