特集 行動心理学で考えるレトリーバーの喜ぶ<しつけ方>
本誌が初めてしつけの特集をしてから約25年。
当時は、しつけ、健康、食事というのが3大定番人気企画で、書籍でも「犬の飼い方」本が多く発行されていた。
あれからレトリーバーの数も増え、多頭飼いや、何代ものレトリーバーと暮らす家族も増えた。
犬がいる暮らしがだんだんと普通になってきたことで、レトリーバーのしつけに対する考え方も大きく変わっている。
「犬を飼う」から「犬と暮らす」へ。
動物行動学的な視点を取り入れ、共生型のしつけも一般化してきている反面、
レトリーバーの柔順さから、しっかりとトレーニングしていないケースも少なくない。
今号は、そうした背景を踏まえ、もっと家族が暮らしやすくなり、
レトリーバーを取り巻く環境が穏やかで、社会に受け入れられるためのしつけ方を考えていく。
人と暮らすことに、レトリーバーが戸惑ず、楽しいと思える。そんなしつけ方、向き合い方とは?